ケーススタディ

ケーススタディ

  • ACL同種移植片修復
  • 右足関節外側の再建
  • 股関節唇裂傷

序論

上前関節唇裂傷と診断された視覚障害をもつ25才男性短距離走選手。ランニングは反復運動だが、短距離走は爆発的かつハイインパクトな運動。

  • 1.男性は4カ月間、慢性の股関節痛で保存療法を受けた。
  • 2.放射線診断で、股関節唇裂傷が示され、選手は外科的介入を選択。

目標

  • ・体重負荷への開放後、体重軽減のリハビリプロトコルへの組み込み
  • ・段階的な活動への復帰
  • ・リハビリ中の健康状態と機能の維持
  • ・競技復帰

病歴/経過

経過表1
フェーズ I 1~6週 部分荷重
運動の範囲
歩行評価/ 再教育
神経筋活性化
神経筋調整
疼痛管理
固有受容
フェーズ I 1~6週 全荷重
踵→つま先歩行の強調
無痛アクティビティ
固有受容
心臓血管系運動の開始
負荷増加
量の増加
ストライク回数増加
骨格筋の筋力強化と持久力の増大
表面傾斜減少
フェーズ I 1~6週 準備
十分なフットストライク
内在筋機能増大
固有受容/テクニック
量の維持
強度/負荷の増大
骨格筋の筋力強化と体力回復の増大
有酸素運動の増加
表面角度減少
フェーズ I 1~6週 活動復帰
負荷と強度の増大
固有受容の刺激
量の維持
体力回復の維持
テクニックの維持
表面角度維持

経過表
(以下の表は、患者個人の経過と痛みレベルに基づいた、リハビリ中の実際の装置のセッティングを表したものである。エクササイズまたはリハビリ開始の前に医師と相談のこと。)
1週 8分 1.5mph 1日1回 40% 5度
2週 10分 2.0mph 1日1回 45% 5度
3週 12分 2.0mph 1日1回 50% 5度
4週 14分 2.5mph 1日1回 50% 5度
5週 16分 2.5mph 1日1回 55% 5度
6週 16分 2.5mph 1日1回 55% 5度
7週 18分 2.0-3.0mph 1日1回 60% 4度
8週 20分 2.0-3.0mph 1日1回 60% 4度
9週 22分 2.0-3.0mph 1日1回 65% 4度
10週 23分 3.0mph 1日1回 65% 4度
11週 24分 3.0mph 1日1回 65% 4度
12週 25分 3.0mph 1日1回 65% 3度
13週 20分 3.5mph 1日1回 70% 3度
14週 22分 3.5mph 1日1回 70% 3度
15週 24分 3.5mph 1日1回 70% 3度
16週 25分 3.5mph 1日1回 70% 2度
17週 20分 4.0mph 1日1回 65% 2度
18週 22分 4.0mph 1日1回 65% 2度
19週 24分 4.0mph 1日1回 70% 2度
20週 25分 4.0mph 1日1回 70% 1度
21週 20分 4.5mph 1日1回 75% 1度
22週 22分 4.5mph 1日1回 75% 1度
23週 24分 4.5mph 1日1回 75% 1度
24週 25分 4.5mph 1日1回 75% 0度
25週 20分 5.0mph 1日1回 80% 0度
26週 22分 5.0mph 1日1回 80% 0度
27週 24分 5.0mph 1日1回 80% 0度
28週 25分 5.0mph 1日1回 80% 0度

  • ・選手は、軟骨表面の欠損を伴う股関節唇裂傷と診断された。
  • ・治療担当医師の診察、および画像診断で、損傷した靭帯修復と裂傷し た股関節唇を修復するため、選手は手術選択した。マイクロフラクチャ -法も行われた。
  • ・選手は3週間入院して理学療法を受けた。
  • ・医師による部分荷重への開放後、補完的なコンディショニングプログラ ムが作成され、AlterG Anti-Gravity Treadmill®が組み入れられた。
  • ・モダリティ、治療エクササイズ、N S A I Dなど従来の治療に加えて、 AlterG Anti-Gravity Treadmill® が治療プロトコルに加えられた。
  • ・プログラム期間は7ヶ月
  • ・AlterG Anti-Gravity Treadmill® は選手が部分荷重のための6週 間のリハビリをクリアした後に組み込まれた。
  • ・選手は望んでいた競技目標を達成し、完全復帰した。

  • ・痛みのレベルについて考慮し、これを体重%とスピード計測に利用した。選手が報告した痛みのレベルはフェーズI において1~10の10段階評価で4を超えることはなく、フェーズII-IV において1~10の10段階評価で3を超えなかった。
  • ・歩行トレーニングが治療プロトコルに組み入れられた。
  • ・各ワークアウトに先立ち、選手からのフィードバックを考慮した。

表1および2を参照のこと。

結果

選手は治療担当医師による28週間のリハビリの後、競技に復帰した。

選手はリハビリ計画の目標を達成し、段階的なスポーツ特有のコンディショニング計画を取り入れることで競技に完全復帰した。AlterG Anti-Gravity Treadmill®を選手のリハビリ計画に組み込んだことにより、健康状態が維持され、歩行管理が可能となり、段階的に四肢へのインパクトを増加することができた。

選手はリハビリ後活動を完全に再開し、AlterG Anti-Gravity Treadmill®を体力回復やスポーツ特有のトレーニングプログラムの一環として継続して使用している。

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